さて、ウンスンだった VN4002 のその後についてです。

流石に、LCD Display のバックライトが光らなかったのは、単に電源が来てないのだと思い、見直したところ、Display 筐体のところもハンダ付けしないとならないところが、されてないのが原因でした。

それを直すとバックライトは光りだしましたが、それでも、何も表示されません。

「う~ん、どうするかなあ。。。全く何も動作してないみたいだが...」

老眼で、ほとんど盲目状態でハンダ付けを見直しますが、問題箇所が全く分かりません。

そこで、何年もの間悩み続けためらってきたのですが、遂にオシロスコープ購入を決意!!
ネットで探して一番安そうで、中華製デジタルオシロスコープ ”OWON SDS1102” を購入しました。
どこまでの帯域をカバー出来るものを買うか、非常に悩みましたが、FTDX3000よりも高価になってしまうようだとなんだかな~~という気もしたので、2ch の 1GS/s で帯域100MHzまでと、抑えたスペックです。

兎に角、LO と BFO あたりがちゃんと出ているか、PICマイコンが生きているかなど、波形が見えさえすれば用は足りるので。早速AMAZONでプチ、翌日には届き、急ぎ、LO と BFO を見てみました。すると、LO は出てましたが、BFO が出てません。また、PIC も全く動いてないような。。。

そして、更に調べていくと、PIC の半田付けが結構甘く、ピンが何本も浮いている感じです。なので、全ピン丁寧に付け直し、念の為 Si5351A も見直しました。すると、どうでしょう。やっと Display に表示が出だしました。

が、それでも、各種ボタンやロータリーエンコーダが動作しません。よくよく見ていくと、これらもハンダ付が甘く、ちゃんと付いていませんでした。やはり、老眼の私には、ハンダ付けは無理なのか!!

一通りデバッグし、もう一度 LO と BFO とを測定すると、こんな感じ。


IMG_20200829_221033

LOに11MHzが、BFOに4MHzが現れました。また、周波数も変更出来、各種ボタンを押すと、Displayが変わり、各FUNCの設定がされ、CQ CQ CQ PLS K の音が聞こえ、パドルで打った音が聞こえてくるようになりました。

なので、TXRF を見てみると、

IMG_20200829_222145

設定した周波数で、矩形波が出ているようなので、基本動作はしている感じです。ヤレヤレ。
最後に FTDX3000 で周波数を合わせて受信。無事、CQ CQ CQ PLS K がデコードされました。

ここまで出来たところで、とりあえず記録をブログに残していきますか。

あと、唯一気になっているのが、下記の DISPLAY の表示です。

IMG_20200829_232707

この 15w の左隣の縦3列がどうも気になります。

これ、何ですかねえ... なんか、すごく不自然な感じなのですが。RFボードを接続すると、正しい意味のある表示に変わるのでしょうかねえ?? どなたか、ご存知の方いらっしゃいましたら、お教えいただきたく。

とりあえず、明日から RF ボードの作成に入りますかね。

ではでは

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